スケートボード・パークで2024年パリ五輪の予選対象大会第1戦を兼ねる世界選手権最終日が12日、アラブ首長国連邦(UAE)のシャルジャで女子の決勝が行われました。
日本勢は2021年東京五輪銀メダルの開心那(ひらきここな)選手が、86・66点の2位、同金メダルの四十住さくら選手が85・15点の3位、昨年のマイナビ日本選手権で優勝した14歳の草木ひなの選手が84・50点で4位に入るという大健闘でした。
4位に入った草木ひなの選手は、この大会で世界で数人しかできない大技540(ファイブフォーティー)を決めました。
かっこいい滑りを目指しているという草木ひなの選手。
ミスを恐れない強心臓を持っていると評判です。
今回は草木ひなの選手の経歴やプロフィールを調査して、「スケボー草木ひなの(くさきひなの)は母もスケーター?おじさんと練習?」と題してお届けします♪
この記事でわかること
- 草木ひなの・経歴&プロフィール
- 草木ひなのの母はスケーター?
- 草木ひなのと一緒に練習するおじさんとは?
では早速本題に行きましょう!ご覧ください!
草木ひなの・プロフィール
草木ひなのプロフィール
こちらが草木ひなの選手のプロフィールです。
- 名前:草木ひなの(くさきひなの)
- 誕生日:2008年4月4日
- 出身地:茨城県
- スケーター歴:6年
- 靴のサイズ:VANSの24.5cm
- 憧れのスケーター:染谷凱、桜井恵三、岡本碧優、藤井雪凛、冨川蒼太、Pedro Barros、Clay Kreiner
- 好きな映画:今日この世界から恋が消えても
- 好きなブランド:MADNESS、SKELETON KEY
sponichi.co.jpより引用
笑顔が素敵な女の子です!
草木ひなの経歴
幼いときから運動が大好きでサッカー、水泳、体操などを習っていた草木ひなの選手。
昔はバック転をしていたそうです!
色々な習い事をしていたことがスケボーに活かされているのかもしれません。
そんな草木ひなの選手がスケートに出会ったのは8歳のころ。
「母がスケーターだったんです。連れられてパークに行くうちに、自分も滑るようになりました」
当初は、お母さんと一緒に練習していた草木ひなの選手。
ところが、負けずぎらいのひなのさんは、お母さんに負けるのが嫌で、最初はスケートが嫌いだったそうです。
ところが初めてからわずか4年半経つころには、国内大会で優勝するほどの実力者に!
草木ひなの選手がスケートで一番大事にしていることは、常にポジティブに、チャレンジ精神を忘れないこと。
草木ひなの選手の武器はスピード。
スピードを出すことを恐れないで、最初はうまくいかなくても、とにかくポジティブに!
人に対するリスペクトを持つことも大切にしているという草木ひなの選手。
14歳とは思えないほどしっかりしていますね。
主な成績
2019年 VANS Park Series Asia:5位
2021年 全日本選手権:優勝(3代目女王)
2022年 日本オープン:優勝(初代女王/国内大会連勝)
2022年 全日本選手権:優勝(史上初2連覇)
草木ひなの選手の母はスケーター?
草木ひなの選手のお母さんはスケーターです。
小学校3年生の時から趣味でスケボーをしているそうです。
その影響で草木ひなの選手もスケボーをするようになりましたが、スケートパークに連れて行っても長続きしないので、お母さんは最初はあまり連れて行きたくなかったそうです。
草木ひなの選手は当時のことを、
「お母さんが出来る技を、私が出来なかったりするとイライラしちゃったり、なんでわたしよりお母さんの方が出来るんだって気持ちはずっとありました。当時スケボーをやっても1時間ももたなくて、全然やらなかった。嫌いでした。」と語っています。
草木ひなの選手がおじさんと呼ぶ人とは?
スケボーが嫌いだった草木ひなの選手が成長できたのはおじさんのおかげです。
草木ひなの選手が拠点を置くつくば市のスケートパーク。
おじさんとは、同じパークで練習する一回り以上年上の仲間たちのことです。
草木ひなの選手は、正式なコーチを付けずおじさんと呼ぶ仲間たちと一緒に練習することで成長してきました。
どんな場所でも使って滑ったりしているおじさんを見て、「すごいなかっこいいな、この人みたいになりたいな」と思ってそこから真剣にスケボーをやり始めたそうです。
勉強とスケボーの両立で悩んだこともありますが、そんな時おじさんたちが
「またゆっくり、遊びでいいからスケボーやれよ、自分がやりたいようにやりな」と言ってくれたことで、やりたいようにやろうと自分の中で気持ちが整理でき、また真剣にスケボーに向き合うことが出来たそうです。
おじさんたちはお母さんと共に、草木ひなの選手にとってとても大きな存在なのですね。
まとめ
この記事は「スケボー草木ひなの(くさきひなの)は母もスケーター?おじさんと練習?」と題して紹介しました。
草木ひなの選手のお母さんはスケーターで、草木ひなの選手がスケボーを始めるきっかけを作っていました。
おじさんとは同じパークで練習する一回り以上年上の仲間たちのことです。
2022年スケボーを始めたころから指導してくれていた恩師が突然他界し、草木ひなの選手は「全てが嫌になった。どうすればいいのか分からなくなった」と気持ちはどん底に落ちましたが、日本オープンでは、その恩師が愛用していたTシャツを着用して試合に臨み、見事に優勝しています。
恩師に良い報告ができて本当に良かったですね。
これからもきっと空から見守ってくれることでしょう。
お母さんとおじさんたちと共に歩む草木ひなの選手のさらなる活躍が楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございます。