ペルセウス座流星群は年間三大流星群のひとつです。
このペルセウス座流星群は、8月が流星数のピークで、年間でも常に1・2を争う流星数を誇り注目を集めています。
条件がよい時に熟練した観測者が見ると、1時間あたり80個以上の流星が観測されるそうです。
また、極大の時期がお盆の直前なので、夏休みなどの時期と重なり多くの人が注目しやすい流星群です。
夏は寒さ対策もいらず、星空をみるのにピッタリですね。
「ペルセウス座流星群」の観察できる時間帯や方角、観察ポイントなど紹介していきます。
▼今回の紹介ポイント▼
ぺルセウス座流星群の見られる時間帯は?
ペルセウス座流星群の見られる方角は?
ペルセウス座流星群を観察するためのオススメグッズは?
ペルセウス座流星群を見るオススメスポットは?
ペルセウス座流星群の見られる日時・時間帯は?
ペルセウス座流星群は観察できる日がこの日と決まっていません。
一ヶ月ほどの期間中、夜空で観察できるのです。
(7月17日〜8月24日)
普段より目立って多くの流星が見られるのは8月11日の夜から14日の夜までの4夜程度であると予想されます。
8月13日午後5時
この日時が極大であると予想されます。
この時間帯は日本の昼間にあたり日本では観測できませんが、この前後の観察に適した時間帯には、それなりに多くの流星が見られそうです。
流星群の活動は徐々に活発になり、最も活発な時期を迎えて、その後は沈静化していきます。 流星群が最も活発に活動すること(またはその時期のこと)を「極大」と呼びます。
日時・日の出・日の入の時間帯を考慮してのオススメの時間帯を紹介します!
▼京都府日の出、日の入情報▼
日の出 | 日の入 | |
8月13日 | 5:15 | 18:49 |
8月14日 | 5:16 | 18:47 |
1番オススメは、8月14日明け方近く
このときに空の暗い場所で観察した場合の流星数は、1時間あたり30個程度と予想されます。
流星は、明け方ほど多く見えます。
夜明け2時間前からスタートして明るくなるまで見ることが短時間で見れる方法かもしれません。
2番目のオススメは、この前日の8月13日明け方近く
13日の夜明け近くにも多めの流星が期待され、空の暗い場所で1時間あたり25個程の流星が見えそうです。
観察できる日は一日ではないので、是非観察してみてください。
ペルセウス座流星群の見られる方角は?
ペルセウス座流星群の流星は、ペルセウス座の付近にある放射点を中心とするように放射状に出現します。
ただし、ペルセウス座流星群は、空全体で見えると予想されています。
見える方角が定まっていないので、ごろんと寝転んでみることも可能です。
夜空に月がはっきりと出ている場合は、月を背面にし観察するといいでしょう。
また、目が屋外の暗さに慣れるまで、最低でも15分ほどは観察を続けると良いでしょう。
ペルセウス座流星群を観察するためのオススメグッズは?
流星群を観察するには、長時間空を見上げなければなりません。
流星はどこかの場所でほんの少しの間で見えなくなってしまいます。
座ってみるよりも、寝転んで空全体が見えるというのがベストな観察方法なのです。
キャンプ場・海岸・高原が場所としては一番的していますが、公園でも十分に空を見わたせる場所もたくさんあります。
そこで、観察するためのあると便利なオススメグッズを紹介します。
・シート(厚みのあるもの)
・寝袋(寝袋だけではなく敷布団やブランケットとしても使用できるので便利です。)
・虫除けグッズ
・羽織るもの
真夏といえども、深夜、明け方は冷える場合があるので、長袖の羽織るものがあった方が良いです。
ペルセウス座流星群を見るオススメスポットは?
- 宝が池公園
この公園は京都市内にあるため、行きやすい場所ですが街の明かりが少し影響するかもしれません。
駐車場もあり、公園付近には電車が通っているので、行きやすい場所なのでオススメです!
【住所】
京都府京都市左京区上高野流田町8
【アクセス】
電車・[地下鉄烏丸線]国際会館駅 / [叡山電鉄]宝ヶ池駅
- 東山山頂公園(将軍塚)
清水寺の近くにあるこの公園は、京都市内が一望できます。
展望台もある公園です。
街の明かりがありますが、市内からさっと向かい天体観測したいという方にはぴったりの場所ですね!
電車で行くには駅から距離があるので車で行くことをオススメします。
無料駐車場がありますが、公園内は照明が少ないので懐中電灯を持参してください。
【住所】
京都府京都市粟田口高台寺山町
【アクセス】
電車・[地下鉄]蹴上駅1出口→徒歩約24分
車・JR京都駅から東山山頂公園江綿へ車で30分
- 日吉ダム(天若湖)
ここは観光スポットとして人気の場所です。
周りが山に囲まれていること、ダム周辺には高い木がないので、天体観測するには最高の場所です。
芝生の広場があるので、寝転んで観測してみてください。
無料駐車場もあり。
【住所】
京都府南丹市日吉町中神子ヶ谷68−68
【アクセス】
電車・[JR山陰本線]日吉駅→市営バス10分
車・[園部IC]から10分
- 丹波自然運動公園・天文館
運動公園内には芝生スペースも多く、また開けているので、ゆっくりと星空を眺めることができます。
昼間は公園として子供が利用しているので、歩きやすいです。
天文館
京都府立丹波自然運動公園の付属施設として併設されている丹波天文館。
夜間の利用は、利用日の3日前までに予約が必要になりますので、利用時にはお忘れなく。
観望日:毎週土曜のみ(利用は無料)但し、7月〜9月は毎週火曜日・土曜日の2日開館
問い合わせ TEL 0771-82-0300
- 京都・鴨川
京都の鴨川はどの場所でも、星空が綺麗に見えます。
流星群の時には、この場所に訪れる人は多いので、少し早めに行っておいた方がいいですね。
街の明かりが少ない場所を選ぶとより綺麗に星空を見ることができます。
【アクセス】
バス・河原町五条、四条河原町、京都市役所前にて下車
まとめ
流星はどの時間に、どの場所でと予測するのが不可能です。
こちらはあくまで予測になります。
とにかく長い時間見ることが大切だそうです。
自分にあった観察方法で、一番見れそうな時間帯に、星空を眺めて下さいね!