鹿児島県で活躍する大山藍(おおやまあい)さんは、競歩界のミライモンスター。
競歩を始めてわずか1年あまりで、コロンビアのカリで行われた年代別の世界選手権女子1万メートル競歩に出場し、銀メダルを獲得した高校2年生です!
この大会で先頭を歩いていた大山選手ですが、ゴール目前でメキシコの選手にかわされるというレース展開にゴール後、トラックに倒れ込んで悔し涙を流しました。
その差わずか0.09秒!
それは悔しいですね。
そんな大山選手が競歩を始めたきっかけは何だったのでしょうか?
今回は大山選手の経歴やプロフィールを調査して、「大山藍(おおやまあい)は競歩界ミライモンスター!出身高校や強さの秘密について調査。」と題してお届けします♪
この記事でわかること
- 大山藍・経歴&プロフィール
- 大山藍が競歩を始めたきっかけ
- オリンピックに向けて
- まとめ
では早速本題に行きましょう!ご覧ください!
大山藍・プロフィール
大山藍のプロフィール
こちらが大山選手のプロフィールです。
- 名前 :大山藍(おおやまあい)
- 誕生日:2005年10月28日
- 出身 :鹿児島県
- 身長 :151cm
- 出身高校:鹿児島女子高校
大山藍の経歴
小学校時代はバレーボールをしていて、中学校に入ってから陸上部から勧誘を受けたことがきっかけで陸上を始めました。
中学を卒業後、鹿児島市立鹿児島女子高校へ進学。
この高校のOBには、東京オリンピックの陸上女子400mリレーに出場した鶴田玲美選手がいます。
2022年2月 兵庫県神戸市で開かれた年代別の選抜競歩大会で、女子5キロに出場して初めての日本一に。
同年4月 石川県輪島市で開かれた全日本競歩で女子10キロで大学生をおさえて優勝。
同年10月 栃木国体青年女子5000メートル競歩で2位
大山藍が競歩を始めたきっかけ
大山選手は競歩を始めてまだ1年あまりです。
もともと中長距離の選手でしたが、高校に入ってすぐに、すねのあたりが炎症を起こすシンスプリントという症状を左足に発症します。
当分の間走ることができなくなった時、髙山克司監督から「競歩をしてみないか」と誘われ転向しました。
大山選手は、
「歩き方のコツを、すぐにコツをつかむことができなくて、やめたいと思うときもありました…。それでも、コツをつかんで歩けるようになってからは、少しずつ楽しいという気持ちに変わっていきました」とインタビューで語っています。
競歩のルール
競歩の選手はクネクネしたフォームで走ります。
これは歩幅を延ばすために腰をひねるからです。
競歩には2大違反があり、
- 常にどちらかの足が地面についていないといけない
- 地面に足がついた瞬間から、地面と足が垂直になるまで、膝を曲げてはいけない
レース中は6〜9人の審判が違反がないかをチェックし、選手にパドル(注意:黄色 失格:赤)を示して知らせます。
違反を3回すると失格になります。
競歩の歩き方には厳格なルールがあり、コツをつかむには確かに時間がかかりそうです。
それでも競技を始めて1年あまりで素晴らしい結果を出している大山選手はまさにスーパー高校生ですね!
大山藍の強さの秘密
大山選手は151cmと小柄ですが、競歩をする上で不利にならないのでしょうか?
小柄な体で世界と渡りあえる速さの秘密は、大山選手のフォームの美しさにあります。
腕を振っても上体のブレが少ないことで、速いリズムで歩くことができます。
さらに、小柄ながらストライドが広く、大きな脚さばきも持ち味です。
終盤になってもフォームを乱すことなく歩く粘り強さもある大山選手。
体幹を鍛えることも意識されているようです。
オリンピックに向けて
大山選手は日本一をとっても、世界選手権の代表になっても、現実だと思えなかったそうで、まだ競技を始めて間もない自分とレベルが合っているのか、悩んだ時期もあったと言います。
でも、世界で銀メダルを獲得したことで、ようやく実感がわいてきたそうです。
以前は大山選手のお父さんが海上保安庁に務めることから、海上保安庁に勤務して船内で「船舶料理士」を目指していたそうです。
しかし今では「可能性があるならオリンピックに向けて頑張っていきたい。少しでも夢に近づけるように、けがなく頑張っていきたいです」と話す大山選手。
頼もしいです!
お父さんもきっと大山選手を応援してくれていることでしょう。
まとめ
この記事は「大山藍(おおやまあい)は競歩界ミライモンスター!出身高校や強さの秘密について調査。」と題して紹介しました。
大山藍さんは鹿児島女子高校に通っており、数々の素晴らしい成績を残している競歩界のミライモンスターです。
大山藍さんに、ぜひ五輪に出場してもらいたいですね。
高校生活最後となる高校総体での活躍にも期待しています!
最後までお読みいただきありがとうございます。